【ヒロアカ】上鳴電気は内通者じゃない?!疑惑のポーズと発言から考察!

今更聞けない政治

皆さん、1年A組の上鳴電気は好きですか?
私は好きです。
正直、A組の中で第一線を貼っているキャラではないかもしれないですが、たまに峰田君と組んで如何わしい作戦を決行したり、個性の使い過ぎでアホになったり、たまに見せる熱さだったりカッコいいキャラですよね。

そんな彼がヒロアカ最大の伏線のひとつである「ヴィラン連合の内通者」候補として急浮上しています。
かなり序盤のUSJ事件から話題になっているヴィラン連合の内通者ですが、2021年9月現在で未だ謎のままです。
今回はその「上鳴電気内通者説」について考察していこうと思います。

上鳴はヴィラン連合の内通者ではないと予想

私の考察の結論から申し上げますと、上鳴電気はヴィラン連合の内通者ではないと思います。
なぜヴィラン連合の内通者じゃないと結論付けたかというと

・生徒は授業内容を知らない為、生徒がであると仮定するとカリキュラムを盗む必要がある
・上鳴のポーズはヴィラン連合ではなく異能解放軍のポーズである

という点を踏まえて考察すると違うんじゃないかなと思うからです。

カリキュラムを盗む必要がある

漫画の描写を見る限り、生徒は基本的に次の授業の内容は知りません。

僕のヒーローアカデミア 2巻より

USJの時は瀬呂君が質問していますし、普段は飯田君が質問することも多いですよね。
真面目な飯田君が質問するという事は「生徒は授業内容を事前に知ることが出来ていない」という事で間違いないと思います。
カリキュラムなどの授業内容が分かる資料を配られていたら、真面目な飯田君は次の日の授業内容をちゃんとチェックしていると思いませんか?

なのでヴィラン連合に「USJで授業が行われて、かつオールマイトが来る」という詳細な情報は先生側の情報か、それに相当する情報を盗む必要が出てきます。

葉隠さんなら可能だと思いますが、上鳴君の個性でどこにあるか分からない詳細な授業内容を盗むことは可能ですかね?
結構無理ゲーだと思うんですよね。

僕のヒーローアカデミア 2巻より

しかもUSJってバスに乗って移動するほどの位置にある上に、生徒はUSJの存在を知りませんでした。
仮に「USJで授業をする。オールマイトも来る。」という情報が伝わっててもUSJの位置までカリキュラムに載ってますかね?先生方はもちろんご存じだと思いますが、生徒やヴィランがUSJの位置を把握するのは難しいと思いませんか?

それにも関わらず黒霧は正確にUSJにワープゲートを繋げました
てことは先生の誰かがUSJの位置を教えていないと無理なんじゃないかな?と思うんですよ。
そう考えると内通者は生徒ではなく先生の可能性が高いと思います。

上鳴のポーズは異能解放軍のポーズに似ている

上鳴君が内通者候補に一気に躍り出たのは241話のインタビューの練習をしている時のポーズが注目されてからです。

僕のヒーローアカデミア 25巻より

このポーズは少し前に出てきた異能解放軍のリデストロのポーズに酷似しています。

異能解放軍の最高指導者 リデストロ 僕のヒーローアカデミア23巻より

似ているというか同じなのでは??
これは疑われても仕方ないですね。

しかも上鳴くんは本気で戦うときはゴーグルを掛けます。
深読みしすぎだとは思うのですが、ゴーグルで目の周りが黒くなる感じがデストロとリデストロと被るなあと個人的には思っています。

でもこのポーズって「ヴィラン連合じゃなくて異能解放軍」ですよね。
上鳴君がこのポーズをした直前にヴィラン連合に負けて吸収されたとはいえ、USJの時には異能解放軍とヴィラン連合に繋がりはなかったので、異能解放軍と上鳴君が繋がっていてもヴィラン連合のスパイという事はないだろうなと思います。

でも上鳴はステインをかっこいいと言っている

上鳴君が内通者だと思われて理由のひとつとして「ステインをカッコいいと言っている」という事も挙げられています。

僕のヒーローアカデミア 6巻より

このシーンですね。
でもこれって「自分の信念を曲げない威圧感に近い信念ってかっこいいよな」って描写だとおもうんですよね。
飯田君も「クールと思うのも分からなくない」という発言もしている事から、彼らの様にヒーローを志すものとしては「正しいヒーローの在り方」としてオールマイトを執念にしているステインの思想が全く理解できないものではなく、「自分がヒーローを目指す中で折れない心というのは大事だからカッコいいと感じた。」という事なら別におかしな発言でもないと思いませんか?

もちろん雄英生もオールマイトが憧れの存在ですからね。
なにか目標に向かって努力している人が同じ人に憧れを持っているステインの執念にかっこよさを感じるのは個人的に怪しむシーンではないし、「力の使い方でヒーローにもヴィランにもなり得る。だから力の使い方は大事で責任を伴う」という事を学ぶシーンだったのではないかと思います。

結論:上鳴はヴィラン連合のスパイではないが異能解放軍と繋がりがあると予想

私は「 上鳴はヴィラン連合のスパイではないが異能解放軍と繋がりがある」と予想しています。

ヴィラン連合ってステインが同盟を拒否したように「死柄木(とAFO)のわがまま」という側面が強い ですよね。

一方の異能解放軍は、敗北して吸収されてしまいましたが「デストロの意志である異能を自由に使えてこそ本当に個性と言える」という考えを根底に活動している組織でした。
世代を超えて明確なひとつの目標を掲げて活動している異能解放軍は、上鳴君がステインに対して言った「一本気っつーか、執念っつーか、かっこよくね?」という考えに該当すると思いませんか?

更に言えば、異能解放軍VSヴィラン連合の決着がついた25巻で上鳴君もあのポーズをとっているのが偶然なのでしょうか?
「異能解放軍が取り上げられた直後に敢えてこのポーズを持ってきている」としたら絶対なにかしら関係がありますよね。

僕のヒーローアカデミア 12巻より

ただ、上鳴君が本気でヒーローを志しているのも、雄英高校でみんなと仲良くしているのも嘘ではないと思っています。
「個性を法律で押さえつける事を快く思っていない」「ひとつの目的に対してブレずに向かう姿勢がかっこいい」という点は悪い事ではないと思いますし、「異能を迫害されて母親が殺害された」というエピソードを聞いた上鳴君が異能解放軍の思想に傾いたのかもしれないと予想しています。

他の雄英生同様に上鳴君も優しいですからね、迫害とか聞いたらきっと黙ってられないと思います。
「実は悪いやつだった!」ってことではないとも思っています。
そうならないでほしいという願望もありますけどね(笑)

内通者は青山君だった

お恥ずかしい限りですが僕の予想は全然違いましたね(笑)
内通者は青山君でした。。根っからの悪ってことではなくて安心しましたが、やっぱり意味深な青山君のシーンは意味があったんですね。
内通者が判明してから青山君の意味深シーンを見返すと「内通者が自分って気付いてほしい、助けてほしいサインだったのかなあ」とちょっと胸が苦しくなります。

ジャンプ本誌では相変わらず暗い話が続いていますが、青山君の今後の活躍に期待です。

さあ、今回は「上鳴君内通者説」について解説してきましたが、皆さんはどう思いますか?
よろしければコメントしていってくださいね!

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